第31回東洋ローア関東地区クリスマス
2013年 12月 15日
12月14日、東洋ローア・キリスト伝道教会の
第31回関東地区のクリスマスの集いに参加した。
前回、2010年に北区赤羽会館で開かれた第30回から、
東日本大震災を経て、3年ぶりの開催になるそうだ。
今回は、目黒川沿いの目黒区民センターという所。
川べりを散策する人達や、マラソンの練習で走っている人などがいる。
会場では、ろう者の方々が忙しそうに準備をしておられた。
3年前に、初めて参加した時は、私は手話を勉強し始めて、
まだ2年だった。
皆さんの会話している手話が、まったく読み取れず、
どこかの知らない音の無い世界に迷い込んで、
異世界の人達の会話でも見ているようで、
すごく衝撃的だったのを覚えている。
今回は、手話を学んで5年になり、少しは会話が読み取れるようになった。
皆さんのおしゃべりも、分からないところもあるが、ある程度は分かって、
まあ日本人が、外国人の会話を聞いているくらいの感じにはなった。
講壇の上で、司会をされる方や、説教をされる方の手話は、
わりと分かりやすくて、かなり読み取れるようになった。
けれども、ネイティブ・スピーカーのろう者同士の会話は、
スピードも速いし、癖のある話し方もあったりして、読み取りが難しい。
プログラムは手話による賛美や、手話劇“放蕩息子”の現代版、
それから、聖書からのメッセージがあった。
読み取り通訳がついたが、放蕩息子の役を通訳していた方が上手で、
熱演する方と一緒になって面白かった。
音がないのに、手話で合唱する、聖歌隊の方々による
クリスマス讃美歌も、ピッタリと息が合って、とても美しかった。