千葉在住のクリスチャン。中国語やゴスペルや手話が趣味のスズランが感じたり思ったりしたことの日記。


by suzuran-no-nikki
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“ホームレス中学生”

 “ホームレス中学生”という映画を観た。

 お笑いコンビ‘麒麟’の田村裕が、極貧生活を送った
中学生時代を綴った、同名の自伝小説を映画化したもの。

 借金のかたに家を差し押さえられてしまった田村家は、
父親も勝手に「解散!」と宣言をした後、どこかへ行ってしまう。

 大学生の兄と高校生の姉、そして末っ子の裕(ひろし)の三人兄弟は、
なんとか自分達で生きていかなければならなくなった。

 二人の上の兄弟の足手まといになると心配した裕は、
自分だけである公園で生活をするようになる。

 だが、その生活は草の葉や段ボール箱まで口にしたくなるような、
想像以上に過酷なものだった。

 もう、体力も気力も限界に近づいた頃、中学のある友達に発見され、
結局、その親切なお家で、しばらく面倒をみてもらうようになる。

 そして、その家の人達等の計らいで、兄弟三人何とかボロヤだが、
一軒家で、生活保護を受けながら一緒に暮らせるようになる。

 苦しい中でも、兄弟助け合いながら、生きてく姿が感動的だ。

 田村裕が、お笑いの世界で身を立てるようになる出発のところまでを描いた作品。

 兄弟が多いと、分け合わなければならないから良いのだと聞く。
 いろいろなことを、我慢して分け合わないといけない。
 それは、わずらわしいことかもしれないが、学ぶことは多い。
 私は、一人っ子なので、ちょっと兄弟がうらやましい気もする。

 映画の中で、家出した裕を、警察から連れ戻した兄が、
その帰り道に、内緒で入った牛どん屋で言っていた言葉。
「自分だってしんどくて仕方がない。
だが、だからこそ、三人で一緒にいるんじゃないか!!」
といったせりふが、心に残った。

 今は、物質的には豊かだが、精神的には貧しい時代だと思う。
 本当に大切なものは何かを、改めて考えさせられる良い映画だった。

  「友はどんなときにも愛するものだ。
 兄弟は苦しみを分け合うために生まれる。」
                              (箴言17:17)
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by suzuran-no-nikki | 2008-11-15 14:27 | 子育て