千葉在住のクリスチャン。中国語やゴスペルや手話が趣味のスズランが感じたり思ったりしたことの日記。


by suzuran-no-nikki
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『レッツロール! 9.11 夫からのファイナル・コール』

 リサ・ビーマー著 ケン・アブラハム共著 訳 中嶋典子
 定価(本体1,300円+税)
 発行 いのちのことば社 フォレストブックス

 2001.9.11.、ハイジャックされたユナイテッド航空93便には、
ワシントン激突という最悪のシナリオに身を挺して阻止した
乗客たちがいた――

 93便で何があったのか。犯人が占拠する操縦室への突入をリードした
乗客、トッド・ビーマーの未亡人が明かす感動の手記。
 手記のタイトル「レッツロール!(さあいこう!)」は、
トッドがテロリストに突入時に叫んだ最後の言葉。

 しばらく前の礼拝で、このリサ・ビーマーさんのトラクトが紹介された。

 その日メッセージをされたN先生は、
この“9.11”のアメリカ同時多発テロ”が起きた時、
初めて留学したアメリカのテネシー州にある神学校で、
ちょうど第一回目の授業の始まる時間だった。

 誰かが、教室に知らせにやって来て、
クラスがざわざわと慌しくなって行く。
 だが、まだアメリカに来たばかりで、
英語もよく聞き取れず、状況が把握できない・・・・・
 そのうち、「今は授業をしている場合ではない。」
と教授が言い、皆チャペルに祈り行ってしまった。

 N先生は、良く分からないで、後に取り残されてしまった。
 親切な友人に、何とか、少しゆっくり説明してもらって、
飛行機が、ビルにぶつかったというような状況が分かったそうだ。

 私も日本で、テレビのニュース映像を見ていたが、
あまりの出来事に、まるで映画の一場面でも見るようで、
何だか本当に起こっていることのような実感がなかった。

 私が、この“9.11”を実感できたのは、その数年後に
アメリカから教会のニューヨーク・チーム数人が来日した時だ。

 この“9.11”について質問したら、その中の
ある兄弟がすごく沈痛な面持ちをされていた。
 知り合いの方で亡くなった方があったらしい。
 目の前にいる、その兄弟の心の痛みが直接伝わって来た。

 N先生のメッセージの主題は、
後ろのものを忘れ、前に向かって進むことだった。
 リサ・ビーマーさんは、“9.11”でご主人を亡くされたが、
ご主人の残された最後の言葉「レッツ・ロール!」にあるように、
過去は振り返らず、クリスチャンとして前に向かって歩んで行く。

 私たちも、過去を振り返るのではなく、
万事を益として下さる主に信頼して、
前に向かって進んで行こうというお話だった。

 「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って
 召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて
 益としてくださることを、私たちは知っています。」
                    (ローマ8:28)
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by suzuran-no-nikki | 2008-11-08 12:21 | 読書