千葉在住のクリスチャン。中国語やゴスペルや手話が趣味のスズランが感じたり思ったりしたことの日記。


by suzuran-no-nikki
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「ゴンダールのやさしい光」(「The Gentle and Compassionate Light in Gondar」)

絵: 葉 祥明      
文: みなみ ななみ
英訳・解説: 日本国際飢餓対策機構    自由国民社   2001年  ¥1,600


  数日前に、私が「良きサマリア人」の記事を書いた際に、
Eさんという方が紹介した下さった本を読んでみた 。


 ゴンダールは、アフリカのエチオピアにある辺鄙な村の名前だ。
 これは主人公が、食糧援助の働きをするために、
この村を訪れた時の体験をもとにした絵本だ。

 ここ数年の飢饉で、1ヶ月以上も食べるものが無かった人々が、
1000人も2000人も待っている。
 配給は、とうもろこしと粉ミルク、ひと袋ずつ。
 不公平にならないように、銃を持った村の兵隊が見張っている。

 そこへ小さな女の子がふたり。
 山を三つ越えたウォロというところから、三日歩いて来たと言う。
 でも、兵隊は「これはゴンダールの人の食べ物だ!」と言って、
銃でふたりを押しのけた!!

 主人公は、後からふたりを追いかけたが、もう見つからない。
 そして真っ暗な夜になった。ゴンダールの夜はとても寒い。

 翌朝、ある村人のおじさんが「夕べはうちで、ごはんを食べたよ。」と言う。
 「それで昨日もらった食べ物を、少しだけれどふたりに分けたよ。
お母さんにと喜んで持って帰ったよ。」

 えっ?自分達も飢え死にするかもしれないのに、それを分けたの?
 「そうだよ。私も食べ物をもらってうれしかったからね。
あの子たちにも、ただ同じようにしただけだよ。」

 助けてあげるなんて言わないで、大切なものを分けてあげた。
 砂まみれ、ぼろぼろの服を着たおじさんの心は、朝の光のようにきれいだ。



国際協力活動の原点を問いかける、さわやかな希望の絵本だ。
葉 祥明氏の絵がやさしい。
巻末に「善いサマリア人」の物語が載っている。

裏表紙に書かれている言葉・・・・・
“Love one another, Serve one another. ”
(互いに愛し合いなさい。また、愛によって互いに仕えなさい)


http://www.jiyu.co.jp/BookDB/books.cgi?kikaku=88309



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by suzuran-no-nikki | 2008-04-19 18:35 | 読書