千葉在住のクリスチャン。中国語やゴスペルや手話が趣味のスズランが感じたり思ったりしたことの日記。


by suzuran-no-nikki
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「コルチャック先生のいのちの言葉」

ヤヌシュ・コルチャック著
サンドラ・ジョウゼフ編著
津崎 哲夫 訳       明石書店    2001年  ¥1,500

    教会学校のある先生から、2冊の本をお借りした。そのうちの1冊。 

   コルチャック先生は、ユダヤ系ポーランド人。1878年ワルシャワ生まれ。ワルシャワ大学で医師免許取得、ナチス・ドイツの迫害により、ナチス支配下の1942年8月6日、自ら進んでユダヤ人孤児たち200人と共に死の行進をして、強制収容所にて死亡した。医師や教育者としての実践、ユダヤ人孤児院とポーランド人孤児院の運営、著作活動などを通じて、1989年国連子どもの権利条約の基礎となる子ども観を後世に残した。
   著書には、『子どもを愛するには』、『マチウシ王一世』、『もう一度子どもになれたら』、『子どもの権利の尊重』、『ユダヤ人強制居住区日記』などがある。
   ちょうど私も、イスラエルでユダヤ人の強制収容所での虐殺の歴史などを展示してあるホロコースト記念館を実際に見学してきた後だったので、その様子が目に浮かぶ。

  ・・・・・本文より
   「ありのままの自分でいましょう、
そして自分自身の道をさがし求めなさい。
子どもを知ろうとする前に、
まず自分自身について知るようにつとめなさい。」・・・・・
   「『この子はあたまがいいのかしら?』・・・・・
こうしたことは結局、子どもを愛しているのではなく、親のエゴイズムに他なりません。」・・・・・
   「よい子とはどういう子でしょう?
よい子と扱いやすい子を混同しないように注意してください。」・・・・・etc.
 
   そんな時代に生きながら、子供と同じ目線に立ち、子供の思いを共感できる人。
子供への思いやりにあふれる文章が散りばめられている。
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by suzuran-no-nikki | 2007-10-05 22:18 | 読書