千葉在住のクリスチャン。中国語やゴスペルや手話が趣味のスズランが感じたり思ったりしたことの日記。


by suzuran-no-nikki
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『火花』

 著者:又吉直樹
 発行所:(株)文藝春秋
 初版:2015年3月15日
 定価:1200円+税

 昨年、第153回芥川賞を受賞して話題になった、
『火花』は、一時書店でも売り切れになるほどだった。
 その頃、我が家でも買って読んだのだが、
感想を、書くのを忘れていた。
 
 下積み芸人らの苦労が分かった。
 たぶん、世の中には、無名の毎日の食事にも困っているような
漫才を目指す人達が、たくさんいるのだろうと思う。
 その中の、ほんの一握りの人が、有名になって活躍している。

 ほとんどは、この神谷のように、お笑いへの情熱を持ち続けながら、
無名のまま、苦労の多い生涯を終えるのだろう。
 あるいは、スパークスのように、何らかの事情で、解散して、
別な職業について、平凡な毎日を送っているのかもしれない。

 そんな世界で、天才神谷と、徳永の間に散らされた、一瞬の火花。
 お笑いを目指す人達は、面白いことが第一の価値観なのだと知った。
 面白ければ、失礼でも、不恰好でも、危険でもかまわない。
 昔のI君を、思い出した。

 ちなみに、又吉直樹のお祖父さんはクリスチャンだったらしい。
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by suzuran-no-nikki | 2016-03-19 10:33 | 読書 | Trackback | Comments(0)