市川聾学校の文化祭
2010年 11月 04日
市川聾学校の文化祭を見に行って来た。
そこは、市川にある筑波大学附属の聾学校だ。
“欅祭”と名付けられた文化祭で、
今年のテーマは、“道標(しるべ)”だった。
京成線の国府台駅から、10分ほど歩いた所に、その学校はある。
江戸川沿いの、教会のC姉妹の通っている和洋女子大の裏手になる。
さわやかな秋晴れの下、いろいろな模擬店やバザーのお店が出ている。
卒業生や父兄も多く、たくさんの人が楽しそうに手話で会話しているが、
スピードが速くて、ほとんど読み取れない。
少し買い物をして、焼いた磯辺餅を食べたりしてから、校舎の中に入って見た。
幼稚部から、小・中・高とさまざまな展示がされている。
教室の掲示を見た後、同窓会の喫茶室でコーヒーを飲んで一休み。
お店の人に、思い切って少し手話で話してみたら、通じてうれしかった。
それから、多目的ホールで、高校生が制作した映画を2本見た。
どちらも内容が深く、勉強にもなり、また考えさせられることも多かった。
出演している生徒達の手話は、ハッキリしていて分かりやすい。
生徒達の表情が明るく、その生き方が前向きなのが、とても印象に残った。