千葉在住のクリスチャン。中国語やゴスペルや手話が趣味のスズランが感じたり思ったりしたことの日記。


by suzuran-no-nikki
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“人間万事塞翁が馬”

 4月から始まった、朝のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』は、
私が以前に住んでいた調布が舞台になっていて、時代的にも同じ頃に
重なっているので、毎回なつかしく見ている。

  昨日の番組の中で、水木しげるが「多くの戦友が死んでいった中で、
自分は左腕を失っても生きて帰れたから良かった。」というようなことを言っていた。

 それを聞いて、“人間万事塞翁が馬”という言葉を思い出した。
人生も半ばを過ぎ、いろいろなことを経験するので、本当にそうだと思う。

 そして、その言葉よりもっと積極的に過去の出来事を肯定的に捉える、
聖書のローマ書にある聖句も、このごろ更に好きだと思うようになった。

  「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、
 神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」                                                             (ローマ8:28)


参考:“塞翁が馬”(Wikipediaより)

 国境の近くにあった塞(とりで)の近くに住んでいた翁(老人)は、
何よりも自分の馬をかわいがっていた。
 その馬は、周りからも評判が立つほどの駿馬だったが、
ある日突然、蜂に刺された拍子に飛び出してしまう。
 一向に帰ってこない馬の様子に、周りからは翁に同情するほどだったが、
翁は「これがきっかけで何かいいことが起こるかも知れない」とだけ言って、
我慢強く待ち続けた。

 すると、どうだろうか。しばらくして、その馬が別の白い馬を連れ帰ってきたのだ。
 しかも、その白馬も負けず劣らずの優駿で、周りの者は口々に何と幸運なことかと
囃し立てたが、翁は「これがきっかけで、別の悪いことが起こるかもしれない」
と自分を戒め、決して喜ばなかった。

 それから、かわいがっていた息子がその白馬から落ちて、片足を挫いてしまった。
周りはまた同じように慰めの言葉を掛けたが、翁はまた同様に「いいことの前兆かも知れない」と告げる。

 それからしばらくして、隣国との戦争が勃発した。
 若い男は皆、戦争に借り出されて戦死した。
 しかし息子は怪我していたため、徴兵されず命拾いした。
 そして、戦争も終わり、翁は息子たちと一緒に末永く幸せに暮らしたという 。

 このことから、人間、良いこともあれば悪いこともあるというたとえとなり、
だから、あまり不幸にくよくよするな、とか幸せに浮かれるなという教訓として
生かされる言葉になり、人間万事塞翁が馬などと使われる。
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by suzuran-no-nikki | 2010-08-21 13:10 | 家族